この記事のまとめ
- 東京都の介護と仕事の両立応援窓口をアデコ株式会社が受託運営。
- 都内在住・在勤で両立に悩む人や事業者等に、仕事・制度・介護の相談を案内。
- 無料、平日9〜20時。相談は1回最大30分程度、一人最大3回と案内されている。
家族の介護を担う介護職も、支援する職員本人として相談する選択肢があります。事業所の人事・管理者も勤務調整や制度運用を相談できます。
勤務形態、困る時間帯、利用中の介護サービス、会社に相談したいことを整理し、対象条件・受付方法を公式サイトで確認しましょう。
東京都の「介護と仕事の両立応援窓口」とは
家族の介護と仕事の調整に悩む人や、従業員への対応を考える事業者に向けた東京都の無料相談窓口です。アデコ株式会社が東京都から委託を受けて運営しています。介護休業などの制度、職場との調整、介護サービスの考え方、心身のケアなどを相談できます。

対象者・相談時間・回数
公式の相談案内では、都内に在住または在勤し、介護と仕事の両立に悩み等を抱える人を対象としています。従業員だけでなく経営者・人事労務担当者・管理職等の相談も案内されています。全国一律のサービスと受け取らず、利用条件を確認してください。
電話は0120-483-672、受付は平日9〜20時(土日祝日・12月29日〜1月3日を除く)。相談フォームも用意されています。2026年10月18日に確認した案内では、相談は1回最大30分程度、一人あたり最大3回です。最新条件は公式の相談窓口案内で確認できます。
どんなことを相談できるか
仕事との両立に関する悩みに応じて、社会保険労務士、ケアマネジャー、介護福祉士、心理カウンセラーの資格を持つ相談員への相談を案内しています。相談内容が完全に整理できていなくても利用でき、匿名相談も可能と公式FAQに記載されています。
例えば「親の介護が始まりそうだが会社へどう伝えるか」「通院付き添いのための勤務調整を相談したい」「制度はあるが使い方が分からない」などです。相談しただけで手続きやサービス利用を求めるものではないと説明されています。
地域包括支援センター等との使い分け
働く人の勤務調整と、家族の介護サービスを整える手続きは関係しますが、同じ相談ではありません。家族が暮らす自治体の窓口や地域包括支援センター、担当ケアマネジャーにも相談し、介護の体制づくりと職場との話し合いを並行して進める方法が考えられます。
介護事業所の管理者は、職員から家族介護の相談を受けても、専門職だから自分で解決できると決めつけないことが大切です。本人が望む働き方を聞き、制度の申請先と当面の勤務調整を確認し、家庭事情を共有する範囲も合意しておきましょう。
介護離職を決める前に整理したい相談内容
相談内容がまとまっていなくても利用でき、公式FAQでは匿名相談も可能としています。職場の調整と、介護を受ける家族の地域での支援を分けて整理すると相談先を選びやすくなります。以下は編集部による準備例です。
| 確認する項目 | 確認内容・使い分け |
|---|---|
| 仕事 | 勤務時間、急な早退、休みが必要な頻度 |
| 介護 | 家族の居住地、利用中の支援、手薄になる時間帯 |
| 職場への相談 | 休業・休暇・シフト変更など確認したい内容 |
| 支援先の役割 | 仕事との調整は両立相談、地域の介護相談は家族の居住地の窓口等 |
介護福祉士ニュースの考察
仕事を辞めるかどうかを考える前に、介護の体制と勤務上の制約を分けて確認する価値があります。介護職として知識があっても、自分の家族の問題では一人で抱えやすいため、第三者と整理する選択肢を知っておきたいところです。
親の通院付き添いで早退が続く場合、必要な曜日・時間帯を整理し、会社の相談窓口と利用できる制度を確認します。親の居住地の地域包括支援センター等にも相談し、家族だけで担う時間を見直せるかを並行して検討します。
- 従業員の意向を確認せず退職を前提にしていないか
- 仕事上の調整に必要な情報に絞って共有するか
- 制度の申請先と一時的なシフト調整を説明できるか
- 調整後に困りごとが変わったか再確認するか
※本欄と本文の実務確認表は、公式情報を踏まえた編集部の整理・提案例です。
記事情報・確認方針
一次情報・参考資料:東京都:介護と仕事の両立相談窓口、東京都:よくある質問
発表主体:東京都(運営:アデコ株式会社)
情報確認日:2026年10月18日
執筆:介護福祉士ニュース編集部
内容確認方針:運営者情報・内容確認方針
誤りのご連絡:info@17kaigo.jp

