株式会社孫の手が「くるみん認定」を取得!男性・女性ともに育児休業取得率100%達成は介護現場の働き方をどう変える?

人材・働き方

この記事のまとめ

3行でわかる要点
  • まず、「くるみん認定」について簡単に説明しますね。
  • これは、次世代育成支援対策推進法に基づいて、従業員が仕事と子育てを両立しやすいように行動計画を立て、目標を達成するなど一定の基準を満たした企業を、厚生労働大臣が「子育てサポート企業」として認定する制度です。
  • 厚生労働省のウェブサイトでも詳しく紹介されていますよ。
介護現場への影響

採用・定着・職員配置・キャリア形成など、介護職の働き方や事業所の人材確保に関係する情報です。

確認・行動すること

対象地域、募集条件、実施時期を公式情報で確認し、自分の職場やキャリアに関係する点を整理しましょう。

「くるみん認定」って何?

まず、「くるみん認定」について簡単に説明しますね。これは、次世代育成支援対策推進法に基づいて、従業員が仕事と子育てを両立しやすいように行動計画を立て、目標を達成するなど一定の基準を満たした企業を、厚生労働大臣が「子育てサポート企業」として認定する制度です。厚生労働省のウェブサイトでも詳しく紹介されていますよ。 https://jsite.mhlw.go.jp/gunma-roudoukyoku/newpage_00120.html

くるみん認定通知書

株式会社孫の手は、2023年4月から2026年3月までの行動計画での取り組みが評価され、この認定を2026年6月11日付で取得しました。そして2026年9月1日には、群馬労働局による「くるみん認定通知書交付式」に出席しています。

なぜこのニュースが介護現場で働く私たちにとって重要なのか

介護の仕事は、人手不足が深刻で、職員の皆さんが安心して長く働ける環境がとても大切です。子育て世代の方にとっては、育児と仕事の両立ができるかどうかは、職場選びの大きなポイントになりますよね。

株式会社孫の手の今回の認定は、介護現場でも、育児をしながら安心して働き続けられる会社が増えている、という明るいメッセージを送ってくれています。

株式会社孫の手の具体的な取り組み

具体的に、株式会社孫の手がどんな取り組みで「くるみん認定」を勝ち取ったのか見ていきましょう。

男女ともに育児休業取得率100%達成

計画期間中に配偶者が出産した男性職員11名全員が育児休業を取得しました。そして、出産した女性職員18名も全員が育児休業を取得。つまり、男性も女性も育児休業を希望した人が100%取得できたということです。これは本当に素晴らしいことです!

男性の育児休業取得は、まだ社会全体で見ると高いとは言えません。そんな中で100%というのは、会社全体で育児をサポートしようという強い意志がなければ達成できません。

年次有給休暇を取得しやすい職場づくり

年次有給休暇(有給)は、働く人の権利ですが、なかなか取りづらいと感じる職場もあるかもしれません。しかし、株式会社孫の手では、年間10日以上の有給が付与されている職員の平均取得日数が年間9.6日と、目標の「年間6日以上」を大きく上回っています。

これは、職員の皆さんが「休んでいいんだ」と感じられる、風通しの良い職場環境がある証拠ですね。

長時間労働の抑制

フルタイムで働く職員の法定時間外労働や法定休日労働時間も削減に取り組み、計画終了時点での月平均は15.8時間となりました。さらに、月平均60時間以上の時間外労働があった職員はゼロだったそうです。これも、介護の仕事で健康的に長く働くためには欠かせない要素です。

認定をゴールとせず、さらに働きやすい会社へ

株式会社孫の手は、今回の認定を単なるゴールとはせず、これからも「働き続けたい」と思える会社づくりを進めていくと表明しています。

代表取締役社長の浦野幸子さんは、「職員自身が仕事と家庭生活を両立し、安心して働き続けられる環境をつくることは、質の高いサービスを地域の皆さまへ継続して提供していくためにも大切なこと」とコメントされています。

株式会社孫の手 代表取締役社長 浦野幸子氏

この言葉からは、職員の皆さんの働きやすさが、利用者さんへのサービス向上に直結するという強い思いが伝わってきますね。

株式会社孫の手とは

株式会社孫の手は、群馬県・栃木県・埼玉県でデイサービス、訪問看護、サービス付き高齢者向け住宅などの介護サービスを提供している会社です。「かゆいところに手が届く、孫の手のようなサービス」をモットーに、地域に根ざした多様なサービスを展開しています。

公式HPはこちら:https://magonote-inc.jp/

まとめ

今回の株式会社孫の手の「くるみん認定」取得は、介護業界全体の働き方改革を推進する上で、とても良い刺激になるのではないでしょうか。

今後、皆さんの職場でも、育児休業や有給休暇の取得がもっと当たり前になり、誰もが働きやすい環境が広がっていくことに期待したいですね。

介護福祉士ニュースの考察

編集部の見解

「株式会社孫の手が「くるみん認定」を取得!男性・女性ともに育児休業取得率100%達成は介護現場の働き方をどう変える?」の動きは、採用人数や制度の有無だけでなく、入職後に働き続けられる環境まで含めて見る必要があります。教育担当者、相談経路、評価基準、勤務調整が曖昧なままでは、現場側の負担増や早期離職につながる可能性があります。

現場で起こり得る具体例

新しい人材や制度を受け入れる際、説明役が現場任せになると既存職員と新任職員の双方に不安が生じます。初日・1か月後・3か月後に確認する項目を決め、困りごとを早期に共有できる形にすると定着支援につながります。

事業所が確認するチェックリスト
  • 対象者、応募・利用条件、対象地域
  • 教育担当者と相談窓口の設定
  • 勤務条件・賃金・評価方法の説明
  • 入職後1か月・3か月の定着状況

※本欄は、発表内容をもとに介護福祉士ニュース編集部が現場での確認点を整理したものです。

記事情報・確認方針

一次情報・参考資料:https://jsite.mhlw.go.jp/gunma-roudoukyoku/newpage_00120.html、https://magonote-inc.jp/
発表主体:上記一次情報の発表元(企業・団体・行政機関)
情報確認日:2026年9月24日
執筆:介護福祉士ニュース編集部
内容確認方針:運営者情報・情報の収集確認方針
誤りのご連絡:info@17kaigo.jp

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