介護現場の未来を体験!「H.C.R.2026 国際福祉機器展」で最新テクノロジーと解決策を見つけよう

介護テクノロジー

この記事のまとめ

3行でわかる要点
  • 介護の仕事をしている皆さん、日々の業務で「もっと楽にならないかな」「こんなものがあったら助かるのに」と感じることはありませんか?
  • そんな皆さんの声に応えるような、最新の福祉機器や技術が集まるイベントが開催されます。
  • それが、2026年10月7日(水)から3日間、東京ビッグサイトで開催される「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」です。
介護現場への影響

記録・見守り・移乗支援などの業務負担や、利用者と向き合う時間、情報管理の方法に影響する可能性があります。

確認・行動すること

導入対象、料金、既存システムとの連携、個人情報の取扱いを公式情報で確認し、現場で試す場合は確認者と運用手順を決めましょう。

はじめに:介護現場の「困った」を解決するヒントがここに!

介護の仕事をしている皆さん、日々の業務で「もっと楽にならないかな」「こんなものがあったら助かるのに」と感じることはありませんか?

そんな皆さんの声に応えるような、最新の福祉機器や技術が集まるイベントが開催されます。それが、2026年10月7日(水)から3日間、東京ビッグサイトで開催される「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」です。

この展示会は、アジア最大級の規模を誇り、介護現場の「いま欲しい情報」がきっと見つかる場所です。今年は「クリエイティブな未来を拓く」をテーマに、9か国2地域から382社・団体が参加し、最新の福祉機器や技術を総合的に展示します。

なぜ今、国際福祉機器展が注目されるのか?

日本は、2025年に「団塊世代」と呼ばれる方々がすべて75歳以上になる「超高齢社会」を迎えます。これに伴い、介護現場では人材不足がさらに深刻化し、一人ひとりのケアを充実させるための工夫が求められます。また、地域全体で支え合う「地域共生社会」の実現も重要視されており、高齢者や障害のある方が自立した生活を送れるよう、そして現場職員の皆さんの負担を減らせるよう、福祉機器への期待がこれまで以上に高まっているのです。

この展示会は、そうした社会的な課題に対し、最新の技術や製品、情報を通じて具体的な解決策を提示してくれます。あなたの仕事や利用者さんの生活をより良くするためのヒントが、きっと見つかるはずです。

2025年の会場の様子

現場の課題に応える注目の企画

会場では、介護現場の具体的なニーズに応えるための企画がテーマ別に展開されます。特に注目したいのは以下の3つです。

  • “もしも”に備える防災展 (東7ホール) 近年、日本各地で自然災害が頻発しています。この企画では、災害時の備えや地域での防災力向上に役立つ最新情報や製品が紹介されます。利用者さんの安全を守るため、またご自身の職場や地域での防災対策を考える上で、役立つヒントが得られるでしょう。

  • テクノロジー×ケア展 (東7ホール) 大学や研究機関による先端技術や試作品が展示されます。まだ市場に出ていない新しい技術やアイデアを直接体験できる貴重な機会です。介護ロボットやAIを活用したケアなど、未来の介護の姿を垣間見ることができます。 テクノロジー×ケア展

  • 排泄ケア情報プラザ (東8ホール) 普段なかなか聞きづらい排泄ケアに関する悩みを専門家に直接相談できる人気の企画です。各企業によるおむつの展示・解説ブースも併設されており、実際に手に取って選び方や使い方を学べます。利用者さんの快適性を高め、介護者の負担を軽減するための具体的な知識が得られるでしょう。 排泄ケア情報プラザ

介護の負担を減らす!注目の最新福祉機器

今回の展示会では、介護現場の様々な課題を解決する具体的な製品が多数紹介されます。いくつかピックアップしてご紹介しましょう。

移乗介助を楽にする

  • 独立行政法人労働者健康安全機構 総合せき損センター「Neo」 車いすとベッド間の移乗介助に特化した補助具です。幅広設計と高潤滑素材により、スムーズな差し込みが可能となり、介助時の身体的負担を大幅に軽減します。利用者さんの臀部には保護カバーも装備されており、安心感と快適さを両立させた設計です。コンパクトなMサイズ、安定感のLサイズ、幅広で滑りやすい「Neo」があり、現場の状況に合わせて選べます。 「Neo」

  • 株式会社コムラ製作所「独立宣言ムーブ」 床からの立ち上がりや、ベッド・車いす間の移乗の介助負担を軽減します。こたつやテーブルに合わせて使えるため、利用者さんがご自身の力で立ち上がるのを補助するのに非常に便利です。 「独立宣言ムーブ」

新しいケアの形を提案

  • 牛乳石鹸共進社株式会社「SUSUGU」 コップ一杯の水で、服を着たまま洗髪できるポータブル洗髪デバイスセットです。泡立たないミストシャンプーを頭皮に吹き付け、ミストブラシで髪を梳くことで、いつでもどこでも洗髪できます。お体が不自由な方や、災害時など水が不足している時にも、すっきりとした洗髪感を得られる画期的な製品です。

  • ダブル技研株式会社「Obi」 上肢機能障害や麻痺などで自力での食事が難しい方のための食事介助ロボットです。利用者の身体状況に合わせたスイッチ操作で、専用プレートから食べたいものを選び、自分のタイミングで食事を楽しめます。介護者の介助負担軽減だけでなく、利用者さんのQOL(生活の質)向上にも貢献するスタイリッシュなデザインのロボットです。 「Obi」

衛生管理とリハビリの進化

  • ジェイセップ九州有限会社 使用済みおむつ用防臭ごみ箱「ディスクリート」 本体や袋に7層構造の防臭・抗菌処理が施されており、細菌の繁殖を抑え、悪臭を徹底的にブロックします。ゴミ袋は15Lまで対応し、手を汚さずに処理できるため、使用済みおむつの一時保管に最適な衛生的なゴミ箱です。 使用済みおむつ用防臭ごみ箱「ディスクリート」

  • 橋本螺子株式会社「ねじブロック」 本物の「ねじ」とブロックパーツを組み合わせて、動物や乗り物などの立体物を作製できる知育玩具です。「ねじ」をつまみ、運び、回す訓練を楽しく行え、手指のリハビリや作業訓練に活用できます。老若男女問わず楽しめるため、レクリエーションにもぴったりです。 「ねじブロック」

見守り・業務効率化の最前線

  • JTP株式会社「スマートおむつシステム」 おむつの状態をセンサーで検知し、排泄ケアのタイミングを見える化する新しい見守りソリューションです。「いつ交換すべきか」を把握しやすくなることで、利用者さんの快適性を守りながら、介護・医療現場の負担軽減と業務効率化を支援します。これまでの経験や定期的な確認に頼っていた排泄ケアの課題を解決し、必要なタイミングを的確に捉えることで、不要な確認作業の削減やケア品質の向上、スタッフの業務最適化を実現します。 「スマートおむつシステム」

  • 株式会社Enactic 介護助手ロボット「Ena(イーナ)」 掃除・洗濯・食事関連業務・備品補充・ゴミ出しなどの介護周辺業務を担い、現場の負担軽減と効率化を実現します。このロボットが介護周辺業務を担うことで、介護職員の皆さんは「人に寄り添う時間」や本来の身体介護に専念できる環境が創り出されます。未来の介護現場の頼れるパートナーとなるでしょう。 介護助手ロボット「Ena(イーナ)」

学びの機会も充実!シンポジウム・セミナー

最新機器の展示だけでなく、介護現場のプロフェッショナルが役立つ知識を深められるシンポジウムやセミナーも多数開催されます。

  • 国際シンポジウム (10月8日) 「参加を保障する社会システムへ 障害児・者支援の国際的再設計の潮流!」をテーマに、ドイツやデンマークの専門家、日本の身体障害者団体連合会会長などが登壇し、障害のある子どもたちへのケアや共生社会のあり方について議論します。国際的な視点から、これからの介護・福祉の方向性を考える良い機会となるでしょう。

  • セミナーA「福祉の最新動向」 (10月7日) 東北大学大学院工学研究科の平田泰久教授が「福祉・介護を支えるAI・ロボット技術の最前線~2050年のロボットとの共生をめざして~」と題して講演します。AIやロボットが介護現場にどう貢献していくのか、具体的なイメージが掴めるはずです。

  • セミナーB「施設の事故防止 リスクマネジメント講座」 (10月9日) 弁護士法人おかげさまの代表弁護士である外岡潤氏が「判例から学ぶ介護事故対応」について解説します。介護現場で起こりうる事故を未然に防ぎ、適切に対応するためのリスクマネジメントの知識は、あなたのキャリアを守る上でも非常に重要です。

これらのシンポジウムやセミナーは事前登録制で、参加費が必要なものと無料のものがあります。詳細は以下のURLから確認し、参加を検討してみてください。

参加方法:リアル展とWeb展、どちらも活用しよう

「H.C.R.2026」は、東京ビッグサイトでのリアル展だけでなく、Web展も同時開催されます。Web展は2026年9月1日(火)から11月13日(金)まで実施されており、登録完了後、期間中いつでも閲覧可能です。遠方で会場に行けない方でも、最新情報をチェックできるのは嬉しいポイントですね。

リアル展への来場も、事前にWebで入場登録をしておくとスムーズです。ぜひこの機会に登録して、10月7日からの展示会に足を運んでみてください。

入場登録の流れ

まとめ:未来の介護を体験し、あなたの仕事に活かそう

「H.C.R.2026 国際福祉機器展&フォーラム」は、介護現場で働く皆さんにとって、日々の業務改善やキャリアアップにつながる多くのヒントが得られる貴重な機会です。最新の介護テクノロジーを体験し、専門家の話を聞くことで、利用者さんの生活の質を高め、ご自身の仕事の負担を軽減するための具体的なアイデアが見つかるでしょう。

人材不足が深刻化する中で、テクノロジーの活用は介護現場の未来を左右すると言っても過言ではありません。この機会に、ぜひ未来の介護を体験し、あなたの現場に役立つ情報を見つけてください。

介護福祉士ニュースの考察

編集部の見解

「介護現場の未来を体験!「H.C.R.2026 国際福祉機器展」で最新テクノロジーと解決策を見つけよう」で示された技術は、導入そのものを目的にせず、職員の負担軽減とケアの質向上につながる運用を設計できるかが重要です。機能や効果は事業所の体制で変わるため、限定した業務で試し、導入前後の時間・ミス・使いやすさを比較するのが現実的です。

現場で起こり得る具体例

一部職員だけが使い方を理解した状態では、確認や修正が特定の人に集中し、かえって業務が属人化することがあります。利用場面、最終確認者、障害時の代替手順を先に決めておくと、現場に定着しやすくなります。

事業所が確認するチェックリスト
  • 対象となるサービス種別・業務・利用環境
  • 料金、契約期間、既存システムとの連携条件
  • 個人情報の保存場所、権限、削除方法
  • 導入前後で測定する時間・ミス・職員負担

※本欄は、発表内容をもとに介護福祉士ニュース編集部が現場での確認点を整理したものです。

記事情報・確認方針

一次情報・参考資料:シンポジウム・セミナー詳細、入場登録はこちらから、H.C.R.Web2026 特設サイト
発表主体:上記一次情報の発表元(企業・団体・行政機関)
情報確認日:2026年9月24日
執筆:介護福祉士ニュース編集部
内容確認方針:運営者情報・情報の収集確認方針
誤りのご連絡:info@17kaigo.jp

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