デイサービスの機能訓練が変わる!第一興商DAM活用で「立つ・歩く」を楽しく訓練、スタッフの負担も軽減へ

介護テクノロジー

あなたの仕事にどう関係する?

この新しい体操プログラムが導入されることで、デイサービスで働く皆さんにはいくつかのメリットが期待できます。

まず、機能訓練の進行役としての負担が軽減される可能性があります。「FREE DAM LIFE」のコンテンツを使えば、映像や音楽に合わせてプログラムが進むため、スタッフは体操の進行にかかりきりになる必要がありません。これにより、利用者の皆さんの動きや表情、体調の変化などを「見守る」ことに、より集中できるようになります。

結果として、機能訓練の安全性が高まり、一人ひとりの利用者に合わせたきめ細やかなケアを提供しやすくなるでしょう。また、利用者の皆さんが楽しく運動を継続できるようになれば、機能訓練の効果も高まり、日々の業務のやりがいにもつながるかもしれません。

新しい体操プログラムってどんな内容?

このプログラムは、ヒューマンライフケア専任の作業療法士(OT)が監修した、日めくり形式の運動リスト「31個の生活動作につながる運動暦」と、「FREE DAM LIFE」の豊富なコンテンツを組み合わせたものです。

31種類の「生活動作」をテーマに

運動暦のイラスト

「起き上がり」「歩行」「立ち上がり」「開栓・開封」など、日常生活で必要となる31種類の動作がテーマとして設定されています。毎月1日から31日まで、日ごとに異なるテーマに取り組むことで、年間を通じて楽しく運動を継続できる仕組みです。運動の目的が分かりやすいため、利用者の皆さんも意欲的に取り組めるでしょう。

音楽や映像で楽しく継続

「FREE DAM LIFE」には、運動、認知、口腔、歌唱など、高齢者の健康づくりをサポートする多彩なコンテンツが搭載されています。冊子に沿った運動だけでなく、映像を見ながら体を動かしたり、音楽に合わせて運動したりすることで、飽きずに楽しみながらプログラムに取り組むことができます。

身体だけでなく、手指や認知機能にもアプローチ

運動記録と塗り絵に取り組む様子

「31個の生活動作につながる運動暦」の冊子には、手指を使う「ぬりえ記録欄」も設けられています。毎日の運動を記録する楽しみを加えながら、身体機能だけでなく、認知機能にも働きかける工夫がされています。また、運動後のクールダウンに音楽を活用するなど、「運動」「認知」「楽しさ」を組み合わせた充実した時間を提供します。

「FREE DAM LIFE」って何?

「FREE DAM LIFE」は、皆さんご存じのカラオケ機器「DAM」で有名な第一興商が提供する、高齢者向けの機能訓練やレクリエーションをサポートする業務用通信カラオケ機器です。運動や認知、口腔、歌唱といったコンテンツのほか、13万曲を超えるカラオケ楽曲も利用できます。

「おまかせレク」機能を使えば、目的に合わせたプログラムを自動で生成・再生できるため、介護スタッフの皆さんの準備や進行の負担を大きく減らすことができます。第一興商の「DKエルダーシステム」は、2001年から展開されており、2026年3月末時点で29,000カ所以上の福祉関連施設に導入されている実績があります。

なぜ「DAM」が選ばれたの?

ヒューマンライフケアが「FREE DAM LIFE」を選んだ理由の一つは、独自の31種類の生活動作テーマと、DAMの多彩なコンテンツとの相性の良さです。冊子だけでも運動はできますが、映像や音楽を組み合わせることで、より多様なアプローチが可能になります。

また、デイサービスでは「運動すること」だけでなく、「楽しいから参加したい」「明日も続けたい」と思ってもらえる環境づくりが非常に重要です。ヒューマンライフケアが介護現場で培ってきたノウハウと作業療法士の専門性、そして第一興商が持つ「うたと音楽」のコンテンツを組み合わせることで、利用者の皆さんの毎日の暮らしにつながる、新しい機能訓練の形を目指しています。

今後の展望

ヒューマンライフケアは、2026年9月から順次このプログラムを展開し、利用者の身体機能・生活機能の維持・向上や心理面への効果、そして現場スタッフの業務への影響などを検証していく予定です。その結果をもとに、プログラム内容の改善を進めるとともに、グループホームや小規模多機能型居宅介護など、他の介護サービスへの展開も検討しています。

介護の専門性とテクノロジー、そして外部企業のノウハウを組み合わせることで、「住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けたい」という利用者の皆さんの思いを支える介護サービスの実現を目指していくとのことです。

まとめ

今回のニュースは、デイサービスにおける機能訓練が、より利用者に寄り添い、スタッフの皆さんの負担も考慮した形で進化していく可能性を示しています。テクノロジーの活用が進むことで、介護の現場がさらに働きやすく、利用者の皆さんがより安心して生活できる環境が整っていくことが期待されますね。

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